女性にとっては、仕事もですが結婚・出産・育児も大事業です。今の時代、女性が「仕事をしながら、どう妊娠・出産をするか」について考えない人はいないでしょう。育児をしながら働く、あるママさんのブログには「出産」について考える時保育園(所)・幼稚園のことまで考えて調べに行き、予約してくるぐらいの気構えがなければ出産は有りえないと書いていました。
それだけ出産した後々のことまで計画しておかなければ、おちおち出産もできない世の中にあるということです。
待機児童の数を減らすための努力を各都道府県や市が将来を見据えた形で実施しているのをネットで調べながら見ていますが、認可・不認可の保育園(所)の問題をどう解決していくのか目が離せません。
幼稚園・保育園(所)についてあまり知識のない我々はどっちでもよいではないかと思いがち、しかし現在不認可の保育園(所)での事故や死亡事故も増えている現状がある以上、見過ごせないことは事実です。その違いについてよく知り、働く女性達がどう対処していくことが良いのか知りたいと思います。
幼稚園と保育園(所)の違いから調べてみると、保育園(所)は児童福祉法に基づいて作られた福祉施設ですし、幼稚園は学校教育法に基づいた教育施設です。管轄先の役所は保育園(所)は厚生労働省であり、幼稚園は文部科学省となります。幼稚園の設置基準は学校教育法を基本とした幼稚園設置基準に基づいてつくられています。
幼稚園はその名前に相応した目的であり地域であり、地域に同じような紛らわしい名前でないものとされています。子供の数は、原則1クラス35人以下、全体で3クラス以上あることとなっています。預かる子供は3歳から5歳児を1日の保育時間は4時間とされています。
また保育園(所)は0歳の乳児から幼児(未就学児)が預かれ1日8時間以上最長11時間を過ごすことが可能で、幼稚園よりは基準がゆるくなっています。1学級あたり幼児数及び1教員(保母)・保育士当たりの幼児数・乳児数は、1歳未満が3人、1歳から3歳未満児6人、3歳から4歳未満児20人、4歳児以上児30人となっています。
こうした事情からすると育児をしながら働いているママにとって、保育園(所) はありがた
い存在であることは間違いないようです。